「水道料金が上がるらしいけれど、うちの家計にどのくらい響くのか」「いつから、どんな世帯に関係してくるのか」と気になった方も多いと思います。ニュースだけでは、結局自分は何を見ておけばよいのか迷いますよね。
地域情報メディア『ズクダ須坂』エリア担当ライターのノブです。須坂市在住で、ふだんは物流会社の事務をしながら、家族五人分の生活費や水道光熱費とにらめっこしている立場からお話しします。
この記事では、2027年4月からの須坂市の水道料金改定について、いつから・誰に・どれくらい影響するのかを押さえつつ、今のうちに「どこを確認しておくと安心か」を順番に整理していきます。
今回ニュースで話題になっていること
今回のニュースは、須坂市の水道料金が2027年4月分から改定されるというお知らせです。 約30年間料金を据え置いてきたところを、今後の施設更新や地震への備えのために平均9.07パーセント引き上げるという内容になっています。
市の例でいうと、一般的な四人家族が二か月で50立方メートル使った場合、税抜で一回あたり780円ほど増える見込みです。 なので「突然倍になる」という話ではなく、「じわっと上がる分をどう家計に組み込むか」を考えるタイミングと言えそうです。
須坂市のどの家庭に関係してくるのか
この改定は、須坂市の水道を利用している世帯や事業所が対象です。 給水普及率は2024年3月末で99.9パーセントとほとんどの世帯が水道を使っているので、多くのご家庭に関係してくる話になります。
持ち家でも賃貸でも、水道の契約名義が自分なのか、大家さんや管理会社なのかによって、明細の見え方が変わります。賃貸の方は、水道料金が家賃込みか別精算かで実感のタイミングも変わるので、まずは現在の契約内容を一度見ておくと安心です。
いつからいくらくらい増えそうなのか
改定のスタートは、2027年4月分の料金からとされています。 須坂市の検針や請求は二か月ごとなので、実際に「増えたな」と家計簿で感じるのは2027年の春から夏にかけてになりそうです。
市が示している目安では、四人家族で二か月50立方メートル使うケースで、税抜780円の値上げとされています。 ざっくり一か月あたりにすると400円弱なので、「携帯オプション一つ分くらい」増えるイメージに近いかもしれません。
なぜ今、水道料金を引き上げることになったのか
背景にあるのは、人口減少で水の使用量が減る一方で、老朽化した水道管や施設の更新費用が増えているという現実です。 須坂市では今後20年間で、施設の維持や更新に毎年平均5億8,600万円が必要と見込まれています。
須坂の水道は、取水・浄水・配水の施設があちこちにあり、管路も市から青森県までの距離に匹敵する約450キロメートルあると言われています。 震災や水質事故に備えつつ、いつでも蛇口をひねれば水が出る状態を保つには、どうしても一定の投資が欠かせない状況です。
「水道事業経営戦略」という言葉の中身
ニュースの中で出てくる「水道事業経営戦略」は、これからの10年ほどのあいだに、どの施設をどの順番で直していくか、どのくらいの費用を見込むかをまとめた計画です。 上下水道のサービスを将来にわたって安定して続けるための指針でもあります。
2025年3月に、この経営戦略が見直されていて、その中で「料金をどの程度見直すか」も検討されています。 一度大きく上げるのではなく、今後も改定率をならしながら、世代ごとの負担を極端に偏らせないようにする方針が打ち出されています。
自分の家だといくらぐらいになるのか
市の資料には、「現行水道料金と新水道料金の比較」や、料金改定後の計算表が用意されています。 検針票に書かれている「使用水量」と「メーター口径」を手元に置きながら見ると、自分の家庭に近いパターンを拾いやすいです。
平日は車で動く方だと、つい後回しにしがちですが、月に一度家計簿をつけるタイミングなどで、検針票をまとめて出しておくと分かりやすいです。数か月分をならして見ると、夏場と冬場でどれくらい差があるかも見えてくるので、「どの月の負担が大きくなりそうか」もイメージしやすくなります。
- 手元に用意しておきたいもの
-
直近数回分の検針票、水道の契約名義が分かる書類、家計簿や家計アプリのメモなどがあると、自分の使用量と負担感が具体的に見やすくなります。
公式情報でチェックしておきたいところ
まず押さえたいのは、須坂市の公式サイトに出ている「水道料金改定のお知らせ」と、現行料金と新料金の比較資料です。ここに、自分の使用量に近い具体例や、メーター口径ごとの違いがまとまっています。
あわせて「須坂市上下水道事業経営戦略」の概要版も一度目を通しておくと、今回の値上げが単発ではなく、今後の10年単位の計画の中の一つなのだと分かります。 制度や料金は見直される可能性があるので、最新の情報かどうかも、ページの更新日を見て確認しておくのが安心です。
- 水道料金改定のお知らせページ
- 現行料金と新料金の比較資料
- 上下水道事業経営戦略の概要版
よくありそうな心配ごとと考え方
「これ以上固定費が増えるのはつらい」「子どもの成長で水の使用量も増えていて心配」という声は、わたしの周りでもよく聞きます。四人家族で暮らしていると、洗濯やお風呂の回数も自然と増えていきますよね。
ただ、水道料金は急に跳ね上がるわけではなく、ニュースで挙がっている例だと二か月で数百円単位の増加です。 なので、「どこか一つでも節水できるポイントがないか」「家計全体の中で他に削れる固定費がないか」を、無理のない範囲で見直すきっかけにするのが現実的だと感じています。
今のうちにできる家計と水道の準備
2027年4月まで少し時間があるので、そのあいだに「何となく払っている固定費」を一度棚卸ししてみると、気持ちが楽になります。携帯のプランや、使っていないサブスクなどを見直すと、水道料金の増加分を吸収できることもあります。
水道だけ見ても、家族のシャワー時間を少し短くしたり、まとめ洗いの頻度を考え直したりと、いきなり大きく我慢しなくてもできる工夫はいくつかあります。わたしの家でも、休日の洗濯を二回から一回にできないかなど、家族と話しながら決めているところです。
過去数回分の検針票を冷蔵庫の横など、家族が分かる場所にまとめて貼っておくと、「うちの平均の使用量」がいつでも確認しやすくなり、料金改定後の影響もイメージしやすくなります。
水道局に相談したいときの窓口について
「自分の場合はいくらくらいになりそうか」「口座振替のタイミングはどうなるか」など、細かい点が気になるときは、水道局営業課に問い合わせるのが確実です。 料金や名義変更、使用開始・中止の手続きも同じ窓口が担当しています。
電話だけでなく、公式サイトの問い合わせフォームから連絡する方法も用意されています。 平日は仕事で電話がしづらい方は、夜など時間があるときに問い合わせ内容をまとめておき、フォームから送っておくと動きやすいですよ。
ノブ検針票だけでも見ておくと安心
これから数年の暮らし方をイメージするために
今日できる小さな一歩としては、直近の検針票を出して、自分の家庭の平均使用量と料金を一度メモしてみることから始めるのが無理がありません。数字が見えると、2027年以降にどのくらい増えそうかも、落ち着いてイメージしやすくなります。
わたし自身、子どもたちが大きくなるにつれて水の使い方も変わってきているので、「今の使い方のままでもやっていけるか」「どこなら動きやすいか」を家族で話すきっかけになりました。年単位で見たときの電気やガスとのバランスも、あわせて考えていくつもりです。
水道料金のニュースは、つい後回しにしたくなりますが、今週末の買い出し前後の10分だけでも検針票を確認しておくと、心づもりがかなり変わります。みなさんの暮らしに合ったペースで、できるところから少しずつ整えていってもらえたらと思います。













